
ブラジル人のFさんご家族が暮らすリフォームハウスを紹介します。郊外の静かなロケーションにたつその家は、5LDKという大きなもさることながら、築20年という年数を感じさせないしっかりとした造りと住宅性能を兼ね備えた物件。そんな長所を生かした本リフォームは、ブラジル人ご家族のライフスタイルや趣向に合わせた内装面などのリフレッシュが中心になりました。
とくにご主人がこだわったのが、全ての部屋の内側(扉側)だけ違うカラーやデザインにするというクロスの選び方です。この理由を「扉を開けた時のイメージと、入った時のイメージを変えることで、日常に変化をつけたかった」とご主人。ご家族が共用する1階の空間には、ご家族の明るい雰囲気を象徴するようポップな柄にしたり、プライベート空間の2階には、子ども部屋にファンタジックなデザインを採用したり、お母様の部屋にはシックなクロス使いにしたりと、その部屋の使い方がイメージできるようなアレンジが楽しいです。また本国で内装関係の仕事をしていたご主人ならではの素材選びとして、洗面脱衣室とトイレの壁面にクッション性のあるフロア用の素材を使っているのも大きな特徴です。年中暖かい南半球のブラジルでは、ひんやりしたセラミック素材のクロスが多いとのことですが、日本の気候では断熱効果が期待できません。そこでイメージに近いものとして、クロスではなく、光沢感のあるフロア材を採用。ブラジルスタイルのバス・トイレに違和感なく近づけることができました。
内装以外では、1階のリビング空間を機能別に分けたいという要望に応えて、キッチン&ダイニングとリビングを分ける間仕切りの壁を新設しました。空間の使い分けだけでなく、新たな壁は食器棚の定位置としても役立てていらっしゃいます。また、続き間になった1階の和室はご家族のライフスタイルに合わないということで、畳をフローリング仕様に変更。ブラジルと日本がミックスされたような独創的な空間に仕上がりました。友人知人を大勢招いてパーティーをすることが多いFご家族にとって、この独創空間は会食ルームとしても活躍中。今後は屋内だけでなく、ガーデンパーティー対応の外構施工も計画中のF邸。ご家族の暮らしはこれからも豊かに進化していきそうです。
空間に変化をつけるために新設した壁も食器棚などの配置にも役立っているし、クロスの張り替えで、さらに私たち好みのくつろぎのリビングになっています。
子どもの好みを想定して選んだ可愛らしいクロスでしたが、実際の仕上がりを見て、この選択が正解だったことを確信しました(笑)
食事を楽しむための部屋としてちょうど良い広さを確保できました。私たちには畳の間は不便なので、その無駄な空間が機能的に生まれ変わって良かった。
F様は弊社の広告を見ていただき一目惚れで弊社にご来店をいただきました。私は海外のご出身のお客様は初めてで最初はどのようにコミュニケーションを取ったらいいかわかりませんでした。しかし、F様ご家族はフレンドリーでいつもお帰りの際は握手をしていただきました。私は凄く嬉しかったです。楽しくお話や、メールのやり取りをさせていただきました。ご購入からリフォームまで私にお任せをいただきありがとうございます。今後とも末永く宜しくお願い致します。