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仕事の関係でブラジルから日本にやってきた、Eご夫妻のお住まいを紹介します。大型ショッピングモールや総合病院の直近という立地に恵まれたE邸。弊社へ来店当初は中古物件を探していたご夫妻でしたが、建売だった本物件を提案させていただいたところ、この好条件に当初の計画を変更。現在、ご購入から1年が経ち、広々とした間取り(モデル980)に、ブラジルスタイルを取り入れた、ご夫妻ならではの日本暮らしを満喫中です。
LDKと部屋数も多く、各部屋には専用の収納を完備。また、ご夫妻の寝室(2階)には人気のウォークインクローゼットとミニ書斎コーナー。さらに屋外からアクセスする土間収納やリビング階段など、弊社定番の仕様を搭載したE邸。まずはキッチンとリビングのスッキリ感が印象的ですが、奥さま曰く「私たちの国ではこれが普通。必要なもの以外は置かない」というブラジル流の暮らし方が、もとからの開放的な設計をさらに強調しているようです。
対するご主人のお気に入りは、1階の和室。ブラジルで一般的なソファでくつろぐスタイルが好みの奥さまにとっては、畳の間は少し使いづらいと苦笑いですが、仕事帰りの疲れた体を癒すには、すぐにゴロ寝の出来る和室が最高とご主人。奥さまはダイニング、ご主人は和室と、家でのくつろぎ方は違っても、建具の開放すればひとつの空間になるので、日頃のコミュニケーションは問題なし。ブラジルにも多いというリビング階段も、「この家の階段は角度もゆるやかで使いやすいし安全。ブラジルの階段はもっと角度があって危なく感じます」とこちらの階段に軍配が上がりました。
2階はご夫妻の寝室と、大学進学で帰国中の息子さんの部屋。もうひとつの部屋はもっぱらドライルームとして活躍中。また、寝室にトイレを配置することが一般的なブラジルの生活様式に合わせて、ウォークインクローゼットをトイレにリフォーム予定とのこと。「これも空間にゆとりがあるおかげですね」とご主人。ますます快適な暮らしに向けての計画が進行中です。
「ブラジルでも一般的なアメリカンスタイルで使いやすいし、何よりも対面式だとリビングから和室まで、すべて見渡せるところが気に入っています」と奥さま。くつろいでいる時だけでなく、家事中のコミュニケーションの取りやすさも評価していただきました。
本文でも紹介しているとおり、ご主人のお気に入りはゴロ寝が気持ち良い和室。畳敷きのフロアは日本に来てから初体験だったそうですが、この新居では、あまりの居心地の良さにコタツまで購入されたほどです。
明るくて広い玄関は奥さまのお気に入りポイント。弊社お馴染みの出窓部分にご家族の写真を飾られたりと、その造りを最大限に活用されています。
外国のお客様とのお取り引きは今までに何度か経験がありましたが、ブラジル人のお客様は初めてでした。お打ち合わせ中、ご家族様のポルトガル語での会話に入れず、悔しい思いをしたのを覚えています。(笑)
ご主人様は身長が高く、中古住宅だとどうしてもドアが低いので、部屋に入る時にどうしても頭がぶつかってしまいそうなのを奥様が心配され、築浅物件や新築物件にシフトしたんでしたよね。当初は和室はいらなくて、洋室に変更するお話が出ていましたが、「しばらくこのまま使ってみて、どうしてもダメだったらまた相談してください」とお願いしていたのが、今では大変お気に召していただいて、なによりです。
お互いを尊重し合っておられる、素敵なE様ご夫妻。今後とも末永いお付き合いをよろしくお願い致します!! (担当:福場)